【永住権】取得のための要件(1)
永住ビザのお問い合わせも多く頂きますが、
どのような問い合わせが一番多いかと言いますと、
「私は永住とれますか?」という質問が多いです。
自分が永住許可が取れるかどうか知りたいのですね。
今永住が取れるならすぐ申請したい、
今はまだ永住がとれない人も、
どうすれば永住をとれるのかを知りたいのではないでしょうか?
永住ビザが取れるかどうかは「永住許可の条件」を
正しく理解する必要があります。
その永住の条件をこれから説明します。
条件がOKだったら永住ビザは取れますし、
条件がダメなら申請しても不許可という結果になります。
許可の要件が一番重要です。
まず1番目です。
☆居住歴
10年日本に住んでいますか?
「引き続き10年以上」日本に住んでいることが
永住許可の条件となります。
自分で申請した外国人で9年何カ月で申請する人がいるようですが、
許可の基準を満たしていませんから普通は不許可になりますので
ご注意ください。
申請する時に満10年以上経過していることが必要です。
審査期間は約4か月~半年です。
許可の結果が出る時に10年経過していればよいのではなくて、
申請する時に満10年以上です。
数ヶ月くらいは焦らないで待つように外国人に教えてあげましょう。
あと、10年の中で5年以上働いていることですね。
アルバイトではダメです。
就労ビザを取って社員として5年以上です。
同じ会社でなくても大丈夫です。転職してもOKです。
前の会社と今の会社の経歴を合計できます。
引き続き10年の「引き続き」ですが、
1年で約180日くらい海外に出国すると「引き続き」と判断されません。
中断になります。一回切れる、リセットということですね。
出国日数が多い人は自分のパスポートで確認してみてください。
さらに、1回あたり3ヶ月以上出国していると、それも中断に
なります。
しかし、
日本人・永住者と結婚している人は10年日本に
滞在していなくても大丈夫です。
結婚して3年以上経過+日本に1年以上住んでいること
でOKです。
日本人や永住者の外国人と結婚している人は10年日本に
住んでいなくてもOKです。
結婚して3年経過+日本に満1年すんでいることで永住許可の条件はOKです。